今まで難しいとされていたもみ殻の再利用ですが、すり潰し・圧縮成形をすることで固形化し、もみ殻100%のエコな燃料として生まれ返らせることに成功しました。
それが「モミガライト」です。
「モミガライト」最大の特徴は「クリーン」であること。
固形化するための接着剤などは一切使用していません。
また、大気中の二酸化炭素が増えず、廃棄物として処理されるもみ殻を再利用するため、薪のように新たな森林伐採を引き起こすことのない「バイオマス燃料」であり、石油代替えエネルギーの「地球にとても優しい燃料」としても注目されています。
モミガライトは湿気に強く、直接雨に当たらない限りは5年でも10年でもその形状を保ち、品質も保たれるので「非常用備蓄品」として最適です。災害時における代替燃料として広島県のホームページでも公表されています。
昨今の薪ストーブブームにより燃料である薪も高騰しています。さらに薪と比べて「モミガライト」はかなり低価格なのも大きな特徴です。
「モミガライト」は一般的な薪に比べ燃焼時間も長く火力も強いため、薪ストーブの燃料、BBQ、焚火、石窯、陶芸など様々のシーンで重宝されています。
地球規模での温暖化防止や新エネルギー問題への取り組みの必要性が注目されており、そして報道で多々取り上げられる、大災害・大震災等、それらに対する行政・個人の取り組みが今後大事なのではと感じています。こういった課題の中、トロムソ製もみ殻固形燃料製造装置「グラインドミル」は全国100ヶ所ほどに導入いただいております。
しかし世の中でのモミガライトの認知度はまだまだ低いのが現状です。
上記背景のもと、全国モミガライト普及協議会は2015年11月、「グラインドミル」ユーザーの情報交換の場、製造するモミガライトの販路拡大を目的として設立されました。設立からはや4年を迎える2019年現在では、総会員数48団体・個人となっており、モミガライトのPR、更なるモミガライト業界の発展のため様々な活動に取り組んでおります。
このようなシーンでモミガライトは活躍します。
焚き火を楽しんだり、調理をする際に もモミガライトはアウトドアシーンで も活躍します。遠赤外線効果でお肉も 美味しく焼くことができます。
キャンプやBBQで利用する近年、猛威を奮い襲いかかってくる 自然災害。ライフラインが止まった 場所でもモミガライトがあれば、暖 をとったり、煮炊きをすることがで きます。
備蓄燃料として利用する電気やガスのストーブとは違った 「柔らかい暖かさ」が人気の薪スト ーブにも、薪と代わる燃料として モミガライトがご利用いただけます。
薪ストーブの燃料として利用するモミガライトに関して、よくいただく質問とその回答を掲載しております。
モミガライトの保管期限は、10年は保管することが可能です。
そのため、災害時の備蓄燃料として保管されている自治体さまもいらっしゃいます。
モミガライトの燃焼時間は、1kgあたり約90分となります。
もみ殻を再利用した固形燃料のため、新たな二酸化炭素排出がありません。
またもみ殻廃棄時発生する輸送に使用される燃料による排気ガスを未然に防ぐなど、様々な環境に対する効果が見込まれます。
湿気に強く、直接水にぬれない限り、長期保存(10年ほど)に適しており、災害用備蓄燃料としても活用できます。
薪は熾火状態がありませんが、モミガライトは炎を上げて燃えたのちに熾火状態になり、燃焼時間や燃え方が異なります。
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